【ダージリン、ウバ、キームン】世界3大銘茶だけじゃない!もっと紅茶を知ろう!【ニルギリ、ディンブラ、ヌワラエリア】

紅茶

紅茶はどこで生産されているか?
有名だとインドのダージリン。

紅茶の名前だけだと、
アールグレイ。

でもアールグレイはどこの生産地?
などなど、
紅茶の名前は聞いたことが
あるもののどこで生産されているか。
実際に知っている人は少ないと思います。

そこで今回の記事では、
紅茶の茶葉によっての生産地はどこか?

簡単にですがまとめていきたい
と思います。

この記事ではあくまでも
簡単に。まとめる理由は、
インドのダージリン。
と一括りにまとめても、
そのダージリンの茶葉を栽培
している農園が数多くあり、

ダージリンの中の〜。という
ように茶葉の種類も事細かに、
別れていますので、それは、
別記事で説明し、
今回はあくまでさわりを
説明いたします。

インドは世界最大の紅茶生産国!

インドはアッサム、ダージリン、ニルギリ
の3つが代表的な茶葉です。
各名前はインドの生産地方の名前から、

由来がとられておりいます。

その中でも有名な茶園。では、
アッサム地方の〜と茶園名がついています。

アッサム

アッサムは北インドのアッサム(Assam)地方
に位置する(標高500m以上)地域です。
アッサムだけでも大規模農園が600カ所
以上あります。
アッサムの特徴は、水色が濃く、
褐色で、芳醇な香りをもっていて、
特にミルクを加えて飲むのがお勧めです。

ダージリン

ダージリンは西ベンガル州の北端に位置
する、ヒマラヤ山脈の高地で、(標高2000m)
現在80の茶園があります。

「紅茶のシャンパン」とも言われ、
ストレートで飲むのが個人的には好きです。

ニルギリ

インドの南西部で栽培され、
作られている紅茶です。

スリランカに地理的には近く、
風土も似ていることから、
通常は強い個性がなく、
クセがなく飲みやすいです。

個人的に、CTC製法のニルギリは
クセがなく飲みやすいです。
しかしオーソドックス製法のニルギリは、
高級な茶葉で逆にクセを強くかんじます。

レモンティーがニルギリはよく合う印象です。

スリランカの紅茶は標高で味と名前が異なる。

スリランカはインド、ケニアに次いで第3位の
紅茶の生産国になります。

スリランカは標高によって、
品種が異なり、

1300m以上の標高は
ハイグロウンティー

標高670m〜1300mの、
ミディアムグロウンティー

標高670m以下の、
ローグロウンティー

で分類されています。

ハイグロウンティー(ウバ、ヌワラエリア、ディンブラ)

ウバ

スリランカを代表する紅茶で、
ダージリン、キームンと並ぶ、
世界三代紅茶の一つです。

標高1300mの高地で、
産出されます。

味の特徴は、
渋みと爽やかな香りが特徴で、
メントールやスズランのような、
香りがします。

ヌワラエリア

ウバとは山を挟んで西側で産出されます。
1800mの標高から産出され、

昼夜の寒暖差が大きいため、
良質な紅茶ができます。

ディンブラ

中央高地の西側で生産されます。
ハイグロウンティーの中で、
最も生産量が多く、
年間を通じて安定した品質の紅茶
を生産しています。

ミディアムグロウンティー(キャンディ)

スリランカで最初に作られた
最も古い紅茶です。

香りが少なく、
味わいはほどよく濃いので、
非常に飲みやすい印象です。

ローグロウンティー(ルフナ)

ルフナはスリランカで最も標高が
低い山地で作られています。

ケニアの紅茶はCTC製法が進みスリランカと同じ生産量に

ケニアの紅茶はほとんどが、
CTC製法で、輸出されています。
アッサムの交配種を使用しているのが、
多く、ミルクティーに合います。

インドのアッサムと、ケニアの、
アッサム茶葉の味の違いは、
インドのアッサム茶葉よりも、
色は濃く、渋味香りも強めなので、

ミルクを多めに淹れたい人には、
よりおすすめのアッサム茶葉です。

発祥の地中国の紅茶はキームンがやはり有名!

中国の紅茶の生産地はキームン、
福建省の正山小種(ラプサンスーチョン)
などが有名です。

味については、キームンに関しては、
ほのかな甘味があって、ランの花
のような香りを持っています。

まとめ

f http://www.nittoh-tea.com/enjoy/knowledge/knowledge03.htmlより引用

http://www.nittoh-tea.com/enjoy/knowledge/knowledge03.htmlより引用

以上、紅茶の主要生産地、
およびその紅茶の名前の由来。
について、知れば知るほど、

さらに紅茶について深く味わいを感じ、
より丁寧に入れる追求をし、
より楽しく毎日のお茶生活が、
送れると思います。

今回紹介したのは、
ほんの紅茶生産国の一部で、
さらにその中かから、
各国の茶園によってこだわる、
風土や製法によりまた味も変わりますので、

紅茶の茶園についても、
今後色々説明していきたいと思います!

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