南部鉄瓶と電気ケトル、どちらが大変?手入れと“沸かす手間”を比較してみた
こんにちは、にくえだです
このブログでは「南部鉄器で淹れるお茶の魅力」をテーマにお届けしていますが、今回は少し視点を変えて、「南部鉄瓶」と「電気ケトル」の手入れの手間・沸かす手間の違いについてまとめてみました。
鉄瓶って憧れるけど、手入れが大変そう…と思っている方や、忙しい日常の中で電気ケトルを選びがちな方にも、実際どうなの?をリアルな視点でお伝えします。
鉄瓶の手入れは“乾かすだけ”で意外と簡単
南部鉄瓶の手入れといえば、「錆びないようにすること」。
具体的には——
- 使用後すぐにお湯を捨てる
- フタを開けて自然乾燥、または軽く火にかけて内部を乾燥させる
これだけでOKです。
内部を洗剤でゴシゴシ洗ったり、スポンジでこすったりする必要はありません。
むしろ洗いすぎはNG(洗わない)。 鉄瓶は使い込むほどに内部に“湯あか”が付き、これが錆を防いでくれる天然のコーティングになります。
電気ケトルの手入れは“衛生”との勝負
一方、電気ケトルはというと、基本的にはこちらも“乾燥させるだけ”で日常使いには問題ありません。
ただし、
- 定期的にクエン酸や重曹での内部洗浄が必要
- パーツが多いタイプは細かい部分の掃除が必要
- 放置するとカルキ臭や水垢が気になりやすい
衛生面に敏感な方や、お湯の味に敏感な方は、電気ケトルの方がむしろ“管理が大変”と感じるかもしれません。
沸かす手間は?→電気ケトルが圧倒的に楽!
ここは正直に言って、電気ケトルの圧勝です。
- 水を入れてボタンを押すだけ
- 自動停止機能あり
- 温度調整機能があるモデルも
最近では、70℃・80℃・90℃など、お茶に合わせた温度設定が可能なモデルもあり、「こだわり派」にも人気です。
↑こんなもの。私も正直言って、欲しいです(笑)
一方で、鉄瓶はというと——
- コンロに火をかけて沸かす必要がある
- 沸騰を見張っていないといけない
- 湯冷ましの工程も自分で管理
つまり、時間がないときや急いでいる朝にはやや不向きです。
結論:手入れの手間は同じ、でも“沸かす手間”は鉄瓶の方が大変
ここまでをまとめると、
比較項目 | 鉄瓶 | 電気ケトル |
---|---|---|
手入れの手間 | 乾かすだけで簡単 | 定期洗浄やパーツの掃除が必要 |
沸かす手間 | 火を使い管理が必要 | ボタン一つで完了 |
味・風味 | お湯がまろやか、鉄分摂取も◎ | 安定しているが、金属臭が気になる人も |
つまり——
**「手入れの手間は大差なし。でも、沸かす手間は鉄瓶の方が断然大変!」**というのが私の結論です。
じゃあ、どっちがいいの?私の答えは「使い分け」
忙しい朝や仕事の日は、サッと沸かせる電気ケトル。
ゆっくり過ごしたい休日や夜のリラックスタイムには、鉄瓶でまろやかなお湯を淹れて、じっくりお茶を楽しむ。
そんなふうに**“使い分ける”のが一番ちょうどいい**のではないかと思っています。
ちなみに私は現在、温度調整機能が付いていない電気ケトルを持ってはいますが、使っていません(笑)
今は南部鉄瓶で淹れるお茶に夢中なので、ブログやYouTubeでは当面“鉄瓶推し”でいこうと思っています。

ウォーターサーバーは熱湯もだせるので、利便性でいえば一番かもですが、
今回は比較対象から外させていただきました
まとめ|手間の種類を知れば、お茶の時間がもっと楽しくなる
鉄瓶にも電気ケトルにも、それぞれ良いところがあります。
- 手間をかけることで得られる「味」や「癒し」
- サッと淹れて時短できる「実用性」
それぞれの道具の特徴を知って、自分の生活リズムに合わせた使い方をすること。
それが、毎日のお茶時間をもっと豊かに、長く楽しむコツなのではないかと、私は思います。
ではでは、にくえだでした
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