はじめに|水出しって、ほんとにお得?
「水出しは簡単でおいしいし、健康にもいい」。最近そんな言葉をよく耳にします。
でもわたしの答えはちょっと違います。水出しは“隠れコスト”が積み重なって、意外と高くつくことが多いんです。
この記事では、水出しがなぜ割高になるのか?を数字で見ながら、煮出しとの違いを比べてみます。
そして最後には、わたし自身が実践している「節約しながら楽しむ方法」も紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね
結論|水出しはコスパが悪くなりやすい

茶葉の消費が多めになる
- 水出しは1Lで茶葉10gが目安。(1煎目しかとれない)
- 煮出しなら2Lで18g(2煎目もとれる)。
ほんの少しの差ですが、毎日積み重なると確実に茶葉の消費量は増えていきます。
もっと詳しく知りたい方へ
お茶を節約して美味しく淹れるコツ|茶葉別の抽出回数と時間ガイド水のコストが意外とかかる
煮出しなら水道水でOK。熱でにおいも飛ぶので安心です。

私は浄水器+南部鉄瓶で淹れていますけど、水道水を煮沸しても味はそんなに変わんないです
でも水出しは熱を加えない分、水の味がダイレクトに出ます。
だから多くの人は浄水器の水やミネラルウォーター、ウォーターサーバーを選びますよね。ここが毎日の固定費になってくるんです。
おすすめのウォーターサーバーはこちらへ
「営業がしつこくない会社」で選ぶ!ウォーターサーバー比較ティーバッグは割高で消費も早い

リーフよりもティーバッグの方が1杯あたりの単価は高め。しかも毎日必ず減っていくから、リピートサイクルも早い。
企業が水出しを推すのは、まさにこの「割高+習慣化=利益安定」の構図があるからです。

企業側として、茶葉の消費が上がる=売上につながる。ため、水出しを勧めてきます。これは仕方のないことですね
でも、水出しも煮沸も一長一短です。メリットデメリットはなんでしょうか?
試算でイメージする“隠れコスト”

ざっくりと1Lあたりで比べるとこんな感じです。
シーン | 茶葉コスト | 水のコスト | 合計目安 |
---|---|---|---|
水出し×ティーバッグ×ミネラル水 | 約100円(10g相当) | 60〜100円 | 160〜200円 |
水出し×リーフ×浄水orウォーターサーバー | 約100円(10g) | 数十円程度 | 110〜160円 |
煮出し×リーフ×水道水 | 約90円(1L換算9g) | 数円+熱源コスト | 90円前後 |
こうして見ると、水出し+ティーバッグ+ミネラル水の組み合わせは、実はかなりの高コスト。
「手軽さの裏でこんなに差が出ているんだ」と気づけると、選び方も変わりますよね。
たかが数十円ですが「塵も積もれば山となる」
長い目で見たら安いに越したことはないです
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👉 ウォーターサーバーの営業がしつこい理由|“個人事業主”の裏側それでも水出しが選ばれる理由
もちろん水出しにもちゃんと魅力はあります。
- 渋みが抑えられ、甘みが強調される
- カフェインが少なく、夜でも安心
- 冷蔵庫で作り置きできる、手軽
- 煮沸と違って茶葉量、時間さえ守ればミスがない
「味・健康・手軽さ」が揃っているからこそ、水出しがここまで人気になっているのも納得です。
☕️ 補足(コーヒーの水出しは?)

「水出し」といえばコーヒーでも人気があります。コーヒーは緑茶と違って2煎目を入れる習慣がなく、豆は一度きり。
だから節約の余地は少ないですが、水出しにするとカフェインが抑えられ、味もまろやかで夜に飲みやすいのが魅力です。
一方で熱を使った抽出(いわば“煮出し”に近い方法)は、短時間でできて香りや成分がしっかり出るのがメリット。(もちろん丁寧なドリップをすれば話は別です。)
コーヒーもお茶と同じく「どちらが優れているか」ではなく、時間帯や好みに合わせて使い分けるのが正解といえます。
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煮出しの良さも見逃せない
煮出しのメリット
- 茶葉効率が良い(2Lで18g目安)
- 殺菌効果があるから保存性が高い
※ただし塩素が抜けるので、容器の衛生管理や煮沸後の管理は大切 - 成分がしっかり出て香りも豊か(特に紅茶、烏龍茶、ほうじ茶は美味しい)
- 一度にたっぷり作れて家族分にも対応
デメリット
- 夏は火を使うのが億劫
- カフェインが多めで夜は不向き
- 粗熱を取って保管が面倒
保存と衛生のポイント
- 水出しは冷蔵庫で保存、24〜48時間以内に飲み切る
- 容器や茶漉しはしっかり洗浄する
- 煮出しも粗熱を取ってから冷蔵保存
ちょっとした工夫で、お茶はもっと安心して楽しめます。

水出しは24時間以内が基本、煮沸は2日〜3日以内が目安です。
👉 お茶の賞味期限についてもっとよく知りたい方はこちら
節約派におすすめの工夫

リーフ+茶漉しで割高感を解消
ティーバッグの手軽さは魅力ですが、割高さが気になるならリーフ+茶漉しに切り替えるのがベスト。

長い目で見たら茶漉しの購入は、絶対にお勧めします。
※でも洗う手間は増えるのでちょっとだけデメリットです
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使い勝手のいい茶漉しがひとつあれば、後片付けもラクになります。
南部鉄瓶でまとめ煮出し

わたしは、水出しよりも煮沸(煮出し)派です。南部鉄瓶で2Lまとめて煮出しします。

理由は鉄瓶で煮出すことでお湯がまろやかになってお茶の角が取れる。これがやっぱり好きなんです。
私の譲れないこだわりですね。(もちろん水出しもします)
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夜はデカフェ/ノンカフェインを選ぶ
どうしても夜に飲みたいときは、緑茶よりも麦茶・ルイボス・黒豆茶などのノンカフェイン、デカフェがおすすめです。
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水出しと煮出しの違いを一枚で
項目 | 水出し | 煮出し |
---|---|---|
味わい | 甘み・まろやか | 渋みと旨みが出る |
カフェイン | 控えめ | 多め(朝向き) |
手間 | 冷蔵庫で数時間 | 火を使うがすぐできる |
コスト | 茶葉多め+水代 | 茶葉効率良し+水道水OK |
保存 | 冷蔵で短期 | 煮沸で安心感あり |
まとめ|手軽さかコスパか、自分の暮らしで選ぶ

- 水出し「手軽でルーティーン化しやすいしカフェインも抑えられる──けど保存に欠ける。」
- 煮出し「効率的で保存性が高い、香りが立つ──けどちょっと面倒。」
どちらもメリットがあり、どちらもデメリットがあります。
ただコスパの面では煮出し派が有利。
わたし自身は、南部鉄瓶で淹れたいので完全に煮出し派です
もし水出しを続けたいなら、ティーバッグではなくリーフ+茶漉しにしてコストを抑えるのがベターです。
手軽さも大事、家計も大事。あなたの生活スタイルに合う方法を見つけてみてくださいね。
ではでは本日はこの辺りで。にくえだでした
お茶を
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