この記事でわかること
こんばんわ、にくえだです
「心地の良い天気だったら、窓を開けて外の心地よい風を浴びたい!」なんておもいますが、
「春花粉、夏暑いエアコン、秋短くすぐ肌寒。冬寒い暖房。」な1年!
「窓開けるタイミングって全然ないじゃん!」と思ったにくえだです。笑
・・・ではでは、今日の本題にうつりまして。
「おくみどり」は、爽やかで雑味の少ない、どこか“静けさ”すら感じる緑茶品種。
本記事ではその特徴や味わいを丁寧にご紹介しながら、南部鉄器で淹れることで広がるやわらかな風味についてもお届けします。
日々の忙しさの中に、ほっと静寂をもたらしてくれる──そんな一杯を、あなたもぜひ味わってみませんか?
「おくみどり」とは?
静かで穏やか、すっきりとしたお茶
「おくみどり」は、日本各地で栽培されているやぶきた系の緑茶品種。
名前の通り、やや“奥ゆかしい緑”の印象を持ち、
やさしく淡い香りと、クセのないすっきりとした味わいが特徴です。
派手さはないけれど、じんわりと染み込むような味──まさに“静かに寄り添ってくれるお茶”という表現がぴったりです。
どこの産地で多く作られているの?
おくみどりは、特定の一地域に限らず、京都・静岡・三重など幅広い地域で栽培されています。
特に「宇治茶」ブランドで有名な京都では、煎茶や玉露の原料としても使われることがあります。
やぶきたに似た耐寒性・栽培しやすさがありながらも、味のバランスが良く、まろやかさが引き立つことから、各地で徐々に人気を集めています。
南部鉄器で淹れるとどうなる?
おくみどりの繊細で雑味のない味わいは、南部鉄器との相性が抜群です。
鉄器のやわらかなお湯で淹れることで、
- 渋みや苦みが丸くなり
- 香りがほんのり広がり
- 飲み口に厚みが出る
といった変化が生まれます。
華やかさよりも「深み」「落ち着き」「しみこむ感じ」が際立つので、
朝の静かな時間や、夜に自分を整える一杯にぴったりです。
ペアリング|このお茶に合うのは?
おくみどりのすっきりした味わいには、
「素朴だけど丁寧に作られた甘味」との相性が良いです◎
- 栗まんじゅう
- こしあんのどら焼き
- プレーンなフィナンシェ
- さっぱりした甘さの抹茶プリン
など、「素材の味が活きる系」がベストマッチ!
飲み口が軽いため、甘さを引き立ててくれる名脇役になります。
[宇治茶|極上の香りとまろやかさを南部鉄器で楽しむ]
まとめ|静けさを感じる一杯を、南部鉄器とともに
「おくみどり」は、決して派手ではないけれど、
だからこそ日常の中にすっと馴染む、優しい存在感があります。(名前の通りですね。)
南部鉄器でじっくり丁寧に淹れると、
その魅力がふんわりと花ひらきます。
あなたの暮らしの中に、
“静かなご褒美”のようなお茶時間を添えてみてはいかがでしょうか?
ではでは今日はこの辺りで。にくえだでした
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