「南部鉄瓶サイズ選びの極意:4年間の使い手が語るベストサイズはこれ!」

南部鉄器

こんばんわ

今日はタイトルの記事の前にちょっと余談を…。
最近南部鉄瓶を購入しようか検討される方、
私の記事がわりかし上位の方に現れはじめ…
閲覧数が増えていてすごく嬉しいです。
(ありがたや〜。)

私の南部鉄瓶の記事は、
購入前から、購入後の使い方、
それからお茶のおいしい淹れ方。
また南部鉄瓶の変化などなど、

狭いカテゴリーの中でも、
それなりに掘って擦って、
細かいところまで行き届くような
記事にしていくことを
モットーにこれからも書いていきます!
と、余談はさておき、

本日のテーマは
「南部鉄瓶のサイズ選びはどうやって選べば良い?」
と購入するとき悩んではいませんか?
結論としては生活スタイルに沿って、
自分にベストなサイズを選ぶことがよい!
です。


しかし、自分の生活スタイルを見返し

購入を検討するだけでなく、
自分の性格、南部鉄瓶の思わぬデメリット。
自分自身も購入してから気づいたことが多々あります。
サイズ選びを失敗すると毎日のお茶作りが

億劫になるかもしれません。

そんな意外と考えて欲しい、

サイズ選びについて私なりの答えを
今回は記事にしていきますので、
ぜひぜひ悩んでいる方はご覧ください!

まずは予算から考えてみる

購入にあたり価格との相談です。
南部鉄瓶は小さいサイズで安いものは5千円から。
大きいサイズや南部鉄器で岩手などの

有名鋳造会社から作られたものは、
10万円を超えてくるものもザラにあります。

私が購入した南部鉄瓶は、
価格帯としては
3万円〜5万円の
予算
を目安とし検討していました。
(これだけ出せば十分)

ちなみに南部鉄瓶を載せる鉄瓶敷

鉄瓶敷に注目してください

南部鉄瓶だけでなくせっかくだから、
100均とか300均とかで売っているような
鍋敷ではなく、鉄瓶にあわせた鉄瓶敷
(正式名称不明。笑)がほしく、

これも値段はピンキリで私は1万5千円近くしたかな?
その鉄瓶敷も含め計5万円近い予算となりました。

ここで大切なのは、
サイズが大きければ鉄瓶敷も、
大きいサイズが必要でよりお金がかかります


購入前に鉄瓶敷も含めて
「南部鉄瓶にどれくらい予算をかけられるのか?」
を考えサイズ選びを検討してみてください。

生活スタイルに応じて検討

「自分の生活スタイルに応じてサイズを選ぶ」
この点は最も大切です!

以下より、私の生活スタイルを例に申し上げます

【春先〜秋】

  •  冷たいお茶を好んで飲む
    (期間で申し上げるなら8ヶ月は冷たいお茶)
  •  水出しのお茶は好まない 
    理由:南部鉄瓶で煮沸したお茶を淹れ、常温に戻し、冷蔵保存し 冷たいお茶を飲むため(水出しより手間を要すが、煮沸する分水出しよ り長期保存が可能な点、南部鉄瓶で淹れたいので)

【冬〜春先】
温かいお茶を淹れるが、毎朝は生活スタイル上難しく、週末に保存した冷たいお茶を飲むことが多い

【その他】
使用頻度については3人家族、
息子に南部鉄瓶で淹れた麦茶をあげる
妻は遠慮して飲まないのか、

寝る前の1杯程度
私は朝も昼も夜も南部鉄瓶で淹れたお茶を飲む

【消費量】
1日の消費量は私だけで約1.5L
1週間で約10.5L

息子、妻の消費量も加味すると

1週間で約7L

1週間で計17L〜18Lの消費量

これを基準とし、
例:500mlの南部鉄瓶と仮定
1週間、35回程度煮沸の作業が必要


例:1Lの南部鉄瓶
1週間1
7回〜18回煮沸

例:1.5Lの南部鉄瓶
1週間12回〜13回

例:2Lであれば
1週間7回〜8回

単純計算ではあるが、

煮沸する回数を考えた時、
サイズが小さいと手間が増える

しかし、あくまで単純計算であり、
今回は煮沸する”回数”に着目しました。

沸かす水の量が多いほど、時間はかかります。

つまり、生活スタイルによって、
小さいサイズの南部鉄瓶で
マメに沸かすスタイルがよいのか?


大きい南部鉄瓶で、
一気に大量に沸かしたほうがよいか?
「ただ大きいサイズを選べば良い。」
というのがここまでで、わかっていただけたかな?とはおもっています。

生活スタイルについて検討②

私がポイントとして挙げている、
「大きいサイズをただ単に選べば正解。」
というのは間違い、というのはわかっていただいたことを前提に、

改めて私の生活スタイルを深掘りしていきます。

私は週休2日で残業多く、
帰宅して「よしー!お茶作るぞ!」

という気分になるのは、
せいぜい金曜日と週末くらいです。笑

そんな生活スタイルも相まって、
私は週末に1週間分とはいわないですが、
5日分くらいのお茶は一気に作ってしまいます。

(会社に水筒も持っていきます。)

週末に急須に淹れて丁寧にお茶を淹れる。
これが私の生活スタイルです。

  • 私と同じ生活スタイルの方
    (カレンダー通りの休み)
  • 健康のために白湯(さゆ)を取りたく、南部鉄瓶の購入を検討している方
    2つとも該当した方は一度購入に待ったをかけさせてください。(偉そうに。笑)


上記2つに該当した方に購入に
「待った」をかける理由として、

「毎朝沸かす」という手間は、結構負担です。笑
性格上マメな方は全然おっけーですが、

朝が弱い方、子供がいる方に限らず
朝に関して、皆のみなが結構時間に追われていて、
「優雅に朝お茶を淹れることができる人。」
という方は私の統計学上(勝手な統計学。笑)
結構少ないのではないかと勝手に思っています。

なので、南部鉄瓶を購入したら、
「健康のために毎朝白湯を飲む!」や、
ちょっと目標を高めに持っている方こそ、
購入前に、「その時間を朝作ることができ、
継続できそうか?」

を今一度実験した上で、
継続できれば是非是非購入してください!
(毎日沸かす手間、洗い物の手間…等)
お茶の記事書いてるくせに
考えただけで私は無理です。笑

ホット派、マメな方は小さいサイズがお勧め!!

「生活スタイルは多忙だが、
 それでも毎日白湯(さゆ)を飲みたい!」
「健康のために南部鉄瓶はやっぱり惹かれる!」


とそれでも思った方…。


その方は私は是非、

小さいサイズの南部鉄瓶をお勧めします!
小さいサイズといっても

最低800ml〜1Lが私がいう小さいサイズです!

それ以上の小さいサイズはお勧めは私はしません。
(持っている方を否定するわけではありません。)

私がこの小さいサイズを推す理由としては、
「毎日淹れる、毎日飲む」ということは、

「水筒に持ち歩く!」
ということまで想定しています。

それを想定すると、お茶は2煎は淹れれるとすると、
2煎で300mlは1回の茶葉で取れます。

もちろん茶葉の量を調整すればそれ以上とれますが、
水筒に淹れることまで想定し茶葉を取った場合は、
1回で600mlは取りたいところです。

朝の一杯を150ml〜200ml
水筒に400ml〜450mlを
淹れたいところです。
(私の場合はそれでも少ないですが。笑)

もちろん茶葉量の調整とはなりますが、
「水筒にもっといれたい!」
「朝はもっと飲む!」
「夏場はもっと量が多い方がいい!」
となった場合を考えると、

800ml〜1Lの南部鉄瓶は、
持ち歩くことまで考えた場合、

絶妙なサイズと私は考えます。

毎朝ホット、昼間もホット。
マメな方は夜も淹れるので夜もホット。
最高ですね。

※今回世帯数は1人として、
サイズ選びを提案しております。

コールド派、忙しい方は大きいサイズがお勧め!

冷たいお茶、私のような生活スタイルの方は
大きいサイズの南部鉄瓶をお勧めします!


私が申し上げる大きいサイズは、
1.8L〜2Lです。

「1.2L〜1.5Lはどうなの?」
「このサイズが中間で良いと思っていたのだけど…」
と思った方みえると思いますが、

もちろん否定はしませんが、
1.2L〜1.5Lを購入するなら、
もう思い切って1.8L〜2Lを買ってください!

(大は小を兼ねることを否定しましたが、

1.2L〜1.5Lを購入するなら、1.8L〜2.0Lの購入をお勧めします!)

コールド派でもよい、忙しいから週末に淹れたい!
という私のようなタイプは
作り置きしておく方法が最も適しておりますし、
1.8L〜2Lを推奨します。

※世帯数1人で提案しております。
世帯数1人なら1.2L〜1.5Lのほうが良いのでは?

意見もあると思いますが、

もちろん私自身もそうは思いました。
しかし冷たいお茶を飲む方は、ある程度の日数を保存すると仮定しております。

その場合、「回数よりおいかに一度で沸かせるかが結構ポイントとなってくる」ので、

私の経験も踏まえ、1.8Lの南部鉄瓶でよかった。と思っているので、
世帯数1人だとしても1.8L〜2.0Lを提案させていただいております。

大は小を兼ねると伝えたが、適したサイズを選んで欲しい理由

「大は小を兼ねる」を今回否定しつつも、
肯定もしているので、

「じゃあどっちやねん。」
と思われていると思いますが、笑

これは南部鉄瓶を実際に使用してみて、
南部鉄瓶はベストサイズを選んだ方が良い!
と思った自分なりの意見として、

「南部鉄瓶重たい」です。笑

この意見ふざけているわけでなく、笑
鉄瓶想像以上に重たいので、
無駄に大きいのも買っても、
おもっ」となって多分後悔します。笑

もうひとつの意見として
「生活スタイルに合っていないサイズだと、
 必要以上な量を沸かすことになり、
 それが時間がかかる原因になる、

 またわざわざ必要な量を計りたくない。


私がベストサイズにこだわる理由としては、

実際に使用してみて、
この2点が大切だと感じたためです。
そうすればより南部鉄瓶に対しても
愛着もより湧きます。


「大は小を兼ねる」間違えではありませんし、

根底に迷ったら大きいサイズ!を勧めますが、
ただ高い買い物ではありますので、
せっかく購入するのであれば

自分に合ったベストサイズを追求して
購入していただくのが、もちろん理想的かなと思います。

まとめ

ではでは、最後になりますが、
色々申し上げてきたことをまとめていきます。

  • まずは予算と相談!鉄瓶敷まで予算に含めておく
  • マメな人、ホット派は小さいサイズ(800ml〜1L)
  • コールド派、まとめて作る派は大きいサイズ(1.8L〜2.0L)
  • 「大は小を兼ねる」が大きければ良いものでない
    (鉄瓶は重く、水の量も大きいと調整しづらい)
  • 自分のライフスタイルと性格を今一度考えて購入
    健康のための白湯だけなら、より要検討

以上が私なりのまとめとなります。

南部鉄瓶の購入を検討する方の多くが、
「よりお茶を美味しく飲みたい!
「鉄分を補給できるから!」
「白湯が美容、健康に良いと聞いたから!」
「味が美味しくなると聞きました!」
など多くの方がこちらに該当すると思います。

ただ、健康のためとか、味が美味しくなるとか…。
うんぬんの方は特にですが、
目に見えて大きな変化って感じない。笑

(お茶の記事書いてる人の発言でない。笑)
そのためだけに買った場合は、
「継続できる?」
というと結構自分的には疑問です。

あとは、生活スタイルに合わせて、
購入の検討を勧めましたが、
生活スタイルは数年経てばガラリと
変わるかもしれません。

その数年先の生活スタイルを考えた上での
購入となると、そこに関しては、
またより吟味が必要になっていくと思いますが、
その部分に関しても私個人としては、
「現在の生活スタイルに取り入れた場合」
を想定して購入
すれば良いかなと思います。

理由としては私が推奨するサイズ(800ml以上)
を購入しておけば、生活スタイルが変わったとしても、多少の不便はあれど、
ある程度対応ができるサイズ
だからです。
(自信あり。笑)

高い買い物だと思いますので、
ぜひタンスの奥にしまわれるのは、
「南部鉄器で淹れるお茶」の記事を書いている、
私にとっても寂しいので、今回の記事をぜひ参考に、
サイズ選び、また今一度購入すべきかの

再検討を行ってみてください!

ではでは今日はこの辺りで。
にくえだでした

コメント