結論|「アールグレイ=優雅」だけじゃ物足りないあなたにおすすめ
- 「香りだけでなく飲みごたえも、もっとガツンと濃い目のアールグレイが飲みたい」
- 「でも雑味はなく、味わい深く、すっきりしていてほしい」
そんなわがままを満たしてくれる紅茶があります。それがマリアージュフレールの 「イングリッシュアールグレイ」。です。
私はインペリアルやフレンチブルー、マルコポーロを先に飲んでから挑戦しましたが、実際に飲んで感じたのは──
**“力強さと透明感を同時に持つ、パワフルなアールグレイ”**という印象を受けました。
農園についてもっと知りたい方はこちら
【紅茶ファン必見】世界のブランド農園を知ると紅茶がもっと美味しくなる理由イングリッシュアールグレイは「濃厚でパワフル、でも雑味ゼロ」

- 中国茶×ダージリンのブレンドにベルガモット香料
- 香りは「インペリアルほど高貴ではない」が、しっかりガツンと主張
- 味は濃厚でありながら、後味に雑味がなく透き通る
- 1煎目は力強く、2煎目は落ち着きが出て「レモンティーに応用」もおすすめ
アールグレイはフルーティーで爽やか
このイメージを変えてくれたのはイングリッシュアールグレイでした。
味わったときに、
「暗い気持ちをふっと押し上げてくれる“背中を叩く紅茶”──これが私のイングリッシュアールグレイの印象です。」
\マリアージュ フレール アールグレイ インペリアル 100g缶/
味わいの3本柱

① 香り:ガツンとしたベルガモット
店舗で香りを嗅いだ瞬間、インペリアルのような独特の高貴さではなく、直球で力強いベルガモットです。
香りそのものが「飲み応えを予告している」ようでした。

私は味わいがしっかりしているものが好きなので、香りが「あっこれだ!」といってすぐに購入したのを覚えています
② 味わい:濃さと透明感
実際に飲むと、香りの印象そのままに濃厚なアールグレイ感です。
それでいて高級茶葉に共通する、雑味のなさとクリアな後味がありました。

ルピシアの「ブレックファーストアールグレイ」と似ていて、その最上位互換?と感じました。
\TWG Tea公式 ブレックファストアールグレイ/
③ 個性:主張するアールグレイ
マルコポーロやインペリアルのような「ブランドの顔」ではないんです。
でもフレンチブルーのような優等生でもない。
「自分はアールグレイだ!」と主張してくる力強さが、この茶葉の魅力と感じました。
茶葉の見た目と香り|黒い茶葉から広がる直球アロマ

茶葉は全体的に黒く、見た目からして濃厚な印象。
そこに加わるベルガモットの香りは、シャープで爽やか、力強い柑橘感。
「今日はしっかりした味わいを感じたい」という日にぴったりの存在感です。
実際に飲んだ感想|にくえだレビュー

- 1煎目:香り通りのガツンと濃い味わい。舌の上でしっかり広がり、でも喉ごしはすっきり。
- 2煎目:香り・味わいともに控えめになり、わずかに渋みが出る。
→ レモンを加えてレモンティーにすると印象が変わり、最後まで楽しめる。 - 余韻:濃厚なのにベタつかず、最後までクリア。
ペアリング|小麦系との相性が抜群

イングリッシュアールグレイは力強い紅茶なので、合わせる茶菓子も選びます。
- ◎ スコーン+(クロテッドクリームも添えて)
- ◎ バタークッキー/ショートブレッド
- ○ チョコレート(ただし濃厚チョコにはフレンチブルーの方が好相性)
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抽出のコツ(ホット推奨)
- 茶葉:3.0g
- 湯量:150ml
- 湯温:95℃
- 時間:2:00〜2:30
- 2煎目:1:30〜2:00に短縮。レモンを落として“軽やかに”楽しむのがおすすめ。
※2煎目が薄いと感じたら、渋味が出る可能性はありますが、4:00抽出するのもありです。

2煎目は香りや味がどうしても薄くなりますので、2煎目も「味も香りもなるべく落としたくないよ」という人は
茶葉量を+0.5g多めに。1煎目の浸出時間は短めに(1:50秒)ゴールデンドロップはしっかりと。
このようにすると、しっかり2煎目も楽しめますよ
シーン別おすすめはこちら
- 朝:トースト+バターに合わせて“気合いの一杯”
- 昼:スコーンやショートブレッドと上品に
- 夜:2煎目をレモンティーにして軽めに
他銘柄との比較チャート(体感)
銘柄 | 香りの強さ | 味の個性 | 見た目の華やかさ | 飲みやすさ | 総合おすすめ |
---|---|---|---|---|---|
イングリッシュアールグレイ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
マルコポーロ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
アールグレイ・インペリアル | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
フレンチブルー | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
1854 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
まとめ|暗い気分を押し上げてくれる“背中を叩く紅茶”

イングリッシュアールグレイは、
- 力強いベルガモットの香り
- 濃厚で雑味のない味わい
- 2煎目のレモンティー応用
を兼ね備えた「パワフルなアールグレイ」。
マルコポーロやインペリアルほどの華やかさはない。フレンチブルーのような優等生でもない。
それでも── 暗い気分を押し上げ、背中を叩いてくれる存在感があります。
ちょっと仕事に行きたくない朝、心がどんよりしているとき。そんなときに飲みたくなる私の大好きな一杯です。
今後もマリアージュフレールだけでなく、さまざまな農園茶葉のお茶をレビューしていくので楽しみにしていてくださいね。
ではでは本日はこの辺りで。にくえだでした
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