今回の記事は──
以前ブログでも取り上げた定番茶としてわたしが愛している「川原製茶の沙耶香」。
その川原製茶から新茶が出たということで、予約して購入しました。
そして今回、ついでに(?)気になっていた 荒茶 も購入。
飲んでみて、「淹れ方、意外とむず…」となったので、わたしなりに感じたことをまとめていきます。
結論|荒茶の2煎目は基本△でも“工夫次第で”おいしくなる

結論は──
- 基本荒茶は2煎目はむかない
- 水色は濃いが味は薄い
- 深みがない
これは荒茶がダメというより、荒茶に合わない淹れ方をしている可能性が高いです。
わたしの場合は、初回は完全にこれでした。
- 1煎目で出しすぎる
- 温度と時間がいつもの煎茶と同じ
- 2煎目で“濃くしよう”として長く置く
この3つが揃うと、荒茶はわりと簡単に「色だけ(水色)濃いのに、味がスカスカ」になりました。
ただ、逆に言えば――
1煎目を出し切らない(短め)+2煎目は温度と時間を変えるだけで、かなり改善できるかもしれません。
荒茶とは?|ざっくり言うと“素材感が残ったお茶”

荒茶とは文字通り「荒いお茶」という意味ですが、感覚としてはこうです。
- 粉茶っぽい細かい部分
- 茎っぽい部分
- 葉の形がそろっていない部分
こういうものが混ざっていて、
抽出スピードがバラつきやすい。
茶葉を比較すると分かりやすいです。
玉露や上質な煎茶は、茶葉の形が揃っていて“出方が読みやすいです”。
一方、荒茶は短かったり粉が多かったりで、味が出るのが早い反面、コントロールが難しい。
荒茶を悪く言うなら「完成品の煎茶よりラフ」。でも言い換えるなら、お茶の“素材っぽさ”が残っていて、当たりも外れも出やすい。
この個性を楽しめると、荒茶はかなり面白かったです。
荒茶が難しく感じる理由は「1煎目が出尽くしてしまうから」

わたしが荒茶を初めて買って感じたのは、まさにこれでした。
- 1煎目の浸出時間が短くても味が出る(30秒でも出る感覚)
- 水色がすぐ濃くなる(緑が強く出る)
- でも“きれいな水色”は出にくい
理由はシンプルで、粉や細かい茶葉が多いと、成分が早く出ます。
ここで「いつもの煎茶と同じテンポ」でやると、荒茶はすぐに“出すぎ”てしまいます。
出すぎると何が起きるかというと、2煎目でこうなります。
- 味の芯(旨み・深み)が1煎目で抜ける
- 2煎目は薄い
- なのに粉成分で色だけ濃く見える
- 見た目と味が一致しないので、テンションが下がる
わたしは、2煎目でこの現象が起きて「荒茶、2煎目ムリかも…」と思いました。
わたしの体験|荒茶の2煎目が“薄いのに濃い色”になった

写真は使用後の茶葉です(新茶の煎茶と、川原製茶の沙耶香)。……荒茶を淹れたときの写真がありませんでした。すみません。笑
ただ、荒茶の感覚はハッキリ覚えています。
1煎目──
「おっ、渋みも出てて、味しっかり」。
ところが2煎目──
味が急に抜けて、水色だけ濃く粉が出る。カップの中は深緑っぽく見える。
“濃いお茶”に見えるのに、飲むと「薄い」。
このギャップが、地味にしんどい。
使用後の茶葉が早い段階でクタッとして、ちょっと“とろみ”が出る感じもありました。
ここで当時のわたしは、2煎目を濃くしたくて長く置いたんですが、これが逆効果。
長く置いても、旨みや味わいが濃くなることはほぼありませんでした。
荒茶の2煎目がまずくなる原因はだいたいこの3つ
「荒茶だから2煎目がダメ」と言い切るより、わたしはこう整理した方がしっくりきました。
1煎目の浸出時間を出しすぎた
荒茶は味が出るのが早い。
だからいつもの煎茶と同じ1分とかやると、1煎目で“いい成分”が出切ってしまいます。
※30秒で浸出して、しっかり最後の一滴まできることがおすすめ
温度が高すぎた
高温ほど渋み・苦みが出やすい。
荒茶は細かい成分が多い。
熱湯ではなく80度がおすすめです。
2煎目は基本深みがない
1煎目の浸出時間と、しっかりと最後の一滴まで出すことが2煎目をうまく入れる秘訣です。
※1煎目を短く、2煎目は1分で、茶漉しを使って丁寧に淹れます。
荒茶の淹れ方|まずはこの“基本レシピ”でOK
わたしが「次やるならこうする」と思った、再現しやすいレシピを表にしました。
ポイントは 1煎目を短めにして“出し切らない” ことです。
| 回数 | 湯温の目安 | 浸出時間の目安 | コツ |
|---|---|---|---|
| 1煎目 | 80〜85℃ | 30秒 | 出しすぎない(短め)最後の一滴まで |
| 2煎目 | 80〜85℃ | 1分 | 茶漉しを確実に使う |
※茶葉量は、普段の煎茶と同じか、気持ち多めでもOKです(荒茶は軽く見えて薄くなりやすいことがあるため)。

荒茶って、コスパの良さに釣られて買うと「え、むずっ…」ってなりがちです。
でも逆に言えば、淹れ方がハマった瞬間に“荒茶の良さ(渋味が強め)”が見えてくるので、わたしは嫌いにはなりきれませんでした。
まとめ|工夫して淹れても荒茶の2煎目は個人的に限界がある
いかがでしたでしょうか?
荒茶はコスパが良く、渋味も出やすいので私は好みではあるんですが、
2煎目はどれだけ工夫して淹れても、まあ正直限界はあります。(試してみてはほしい。笑)
やはり、水色は濃いのに深みがこんなに出ないのか?というのが率直な感想です。
ではでは本日はこの辺りで。にくえだでした![]()
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