結論|上品で優雅。でもインパクトは弱め。
はじめに結論は…。
アールグレイフレンチブルーは、華やかな見た目・青の茶葉・上質な香りが特徴の“魅せる紅茶”です。
でも味わい自体はアールグレイの延長線上。
マリアージュフレールの他の銘柄(インペリアル・マルコポーロなど)と比べると、香りの衝撃や完成度ではやや控えめという印象でした。
とはいえ、上品でバランスのとれた味はまさに“優雅で謙虚”な一杯。
「紅茶の奥ゆかしさ」を楽しみたい方にはぴったりの選択肢です。

この結論に至った理由は、マリアージュフレールのファンで、さまざまな紅茶を飲み比べてきた私なりの気づきがあります。
どんな違いがあり、なぜそう感じたのか──紅茶好きとしてのリアルな視点で深掘りしていきますので、
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです
見た目は華やか、味は控えめ。アールグレイフレンチブルーの上品な余韻
マリアージュフレールの紅茶は、銘柄ごとに“語れる体験”があると思っています。「アールグレイ インペリアル」を初めて飲んだ時から、その印象を感じていました。
それがきっかけでマリアージュフレールの茶葉を”どんどん試していきたい”と今現在も実行してます。
その中でもずっと気になっていたのが「アールグレイ フレンチブルー」でした。
インペリアルについてもっと詳しく知りたい方へ
【本音レビュー】マリアージュフレール アールグレイ・インペリアルの味と香りを語る|南部鉄器で淹れてみた購入のきっかけ|朝の一杯に“優雅さ”を求めて

マリアージュフレール=アールグレイ
””アールグレイを買うならマリアージュフレール””というほど、信頼感は高いです。
これまでにも「アールグレイインペリアル」「イングリッシュアールグレイ」「マルコポーロ」「1854」などを試し、飲み比べの一環として今回フレンチブルーを購入しました。
※フレーバーティーも含めてます
購入場所は店舗にて…。実際に香りと見た目を体験して購入しました。90gで約3,500円。

元々フレーバーティーが苦手な私でしたが、マリアージュフレールのフレーバーティーは別格なほど美味しいです。
特にマルコポーロは、マリアージュフレールを代表する通り最高の銘柄です☕️
茶葉の見た目と香り|矢車菊が映える、華やかな装い
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「わ、華やか!」という思わず声が出てしまうほど、そして高級感のある、深い青色の花(矢車菊)※ が茶葉に混ざり、視覚的にもかなりのインパクトがあります。
※サイトからの引用
ただし、香りは想像よりも控えめ。
ベルガモットのフレーバーは上品に香りますが、インペリアルやマルコポーロのような“圧倒的な押しの強さ”はない印象でした。
紅茶の農園深掘り記事はこちら
【紅茶ファン必見】世界のブランド農園を知ると紅茶がもっと美味しくなる理由実際に飲んだ感想|まろやか、そして奥ゆかしい

朝食時にストレートでいただきました。
口に含んだ瞬間に感じたのは、「これは、アールグレイの延長だな」という穏やかな印象。
雑味のないクリアな味わいが、まろやかに広がります。
インペリアルのような衝撃的な香りや、マルコポーロのような完成されたフレーバー感とは違い、
フレンチブルーは“引き算の美学”を感じさせる紅茶です。

決してフレンチブルーを低く評価しているわけではありません。
アールグレイの中では、まさに“最高峰”と呼ぶにふさわしい存在です。
ただ、たとえばマルコポーロは「紅茶という枠を超えた、ひとつの完成された作品」という印象なんです。
それに対してフレンチブルーは、あくまでアールグレイというジャンルの中の、上品で優雅な“ひとつのバリエーション”という立ち位置なんです。
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他の銘柄との比較チャート
銘柄名 | 香りの強さ | 味の個性 | 見た目の華やかさ | 飲みやすさ | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
アールグレイ インペリアル | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
マルコポーロ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
イングリッシュ アールグレイ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
フレンチブルー | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
※フレンチブルーを低く評価しましたが、「マリアージュフレール銘柄として」にフォーカスして評価しています。
アールグレイ基準で考えるともっと上位評価です
飲み方はストレート一択
フレンチブルーは、ストレートで飲んでこそ真価を発揮する紅茶です。
ミルクや砂糖を入れてしまうと、せっかくのバランスの良さや香りの繊細さが損なわれてしまいます。
「雑味ゼロで、優雅な余韻」──これがフレンチブルー最大の魅力です。
こんな人におすすめ
- アールグレイの中でも“控えめで上品なタイプ”が好みの人
- 来客時に「華やかな見た目で話題性のある紅茶」を出したい人
- 朝にすっきりした味のストレートティーを楽しみたい人
まとめ|“フレンチブルーの立ち位置”を考える

今回フレンチブルーを試してみて思ったのは、「これはアールグレイの“脇役の主役”だな」ということ。
インペリアルやマルコポーロのような存在感はないけれど、
“奥ゆかしさ”や“優雅さ”に重きを置いたアールグレイの完成形ともいえる一杯です。
ただし、まだマリアージュフレールの代表作を試していない人には、まず「インペリアル」「マルコポーロ」「イングリッシュアールグレイ」などをおすすめします。
それらを知ったうえでの“次の一手”として、フレンチブルーは素晴らしい選択になるはずです。
ではでは本日はこの辺りで。にくえだでした
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