2024年度より、英国から抹茶ブームの波が広がっていき、いま世界中で“抹茶”が人気となっており需要が高まっています。
そんな需要が高まる中で、供給が追いつかず”抹茶不足”というニュースを目にした人もいるのではないですか?
➤ “抹茶不足”の懸念が高まる今、世界的な需要とは?(TBS NEWS DIG)
そこで不安によぎるのが「抹茶が使われている商品の値段があがるのでは…?」という不安。
でも”抹茶不足”は関係なく、昨今の物価高から、抹茶に限らず、「お茶全体の値段は上がっています。」
参考:私の推しのお茶「川原製茶の煎茶」は、約350g:約1300円(2023年度)→300g:1500円(2025年度)と値上がり。
大手各社がお茶カフェを展開
そして私が気になったニュースとして、”抹茶不足”のニュースではなく、
スタバ、タリーズ、サンマルクの大手各社が「お茶カフェ」を展開するというニュースです。
➤なぜ今、「お茶カフェ」がアツいのか? スタバ、タリーズに続きサンマルクまで参戦!大手各社がこぞって拡大する背景(東洋経済ONLINE)
このニュースをみて、お茶好きな私としては「茶葉の値段が上がるのはよいが、入手できなくなったら困る。」という不安になり、
今回はこの記事を深掘りして、考察してみることにしました

大手各社が「お茶カフェ」を展開する理由、背景、それによる影響をこの記事では解説していきます
結論|コーヒーの飽和、インバウンド集客の獲得、単価アップ、お茶の可能性

結論としては
- コーヒー産業(需要と供給)の飽和
- 世界抹茶ブームが背景にあるインバウンド集客の獲得
- お茶はアレンジがしやすい=単価アップが狙いやすい
この背景が挙げられています。
これから深掘りをしていきますので、ぜひ最後までご覧くださいね

結果の背景を読み解くと、
「お茶の無限の可能性」を大手各社が感じてくれている、
お茶のサイトを運営する私にとっても、大変嬉しい内容になっています
カフェ業界はなぜ“お茶”へのシフトをするのか?
背景にあるのは、単なるブームではなく構造的な変化があったからだと推測できます。
✅ コーヒー市場は飽和状態

- コンビニや家カフェの普及で“カフェでコーヒー”が特別でなくなった
- 差別化を図るフラペチーノやラテなども飽和状態となり選択の幅を広げる必要がでてきた
コーヒー一杯で長期滞在=回転率の悪さも要因
カフェで仕事=珍しいものでない。
これが企業側としては、回転率の悪さがどうしてもネック。
新業態の「お茶カフェ」店舗では、
手前をファミリー団体席(単価の高い席で目を引く)奥にひとり用席にするなど、回転率の悪さと単価の低さを打破する努力をしている。
✅世界的抹茶ブーム=インバウンドとの関連性◎
- 世界的抹茶ブーム=お茶カフェの関連性が新たな需要でインバウンドへ刺さる
お茶(紅茶)を深掘りしている記事はこちら
【紅茶ファン必見】世界のブランド農園を知ると紅茶がもっと美味しくなる理由✅お茶の種類、アレンジの無限大に広がる可能性
- お茶=緑茶、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶、ルイボス等々…コーヒーと違い幅が広い
- 抹茶ラテ、ミルクティ、酒割りなど…。アレンジの幅が広くヒットすればタピオカなどの大バズりの可能性も
- ただ単に”お茶”の提供で終わらず、アレンジ無限=単価アップ、リピート見込み◎で、企業側としても挑戦しやすい。
スタバ、サンマルク、タリーズのお茶の新業界
大手各社が展開している、「お茶カフェ」の新事業について、URLを掲載いたします。(ご参考に…)
まだ、限られた地域店舗の展開しかございませんが、
各社「お茶の可能性」を見出そうと、抹茶を中心としたアレンジティー。
その他、紅茶派を惹きつける商品展開もしています☕️
抹茶のことがさらにわかる記事はこちら
【緑茶の種類まとめ】玉露・かぶせ茶・煎茶・玉緑茶・番茶・茎茶・粉茶・玄米茶の違いと特徴!スターバックス ティバーナ(STARBUCKS® TEAVANA)

店舗情報等はこちら→(詳細は公式ホームページより)
サンマルクカフェ&茶

現在(2025.7時点)は イオン相模原SC店
のみ→(詳細は公式ホームページ)
タリーズコーヒー&TEA

新しい「紅茶体験」をコンセプトに展開→(詳細は公式ホームページ)
💡サイト主(にくえだ)
- スタバは「個人で真似ができないレベルのアレンジティー」を数多く展開し、種類も豊富で流石
- サンマルクは貢茶 (ゴンチャ)っぽいだけの、まだまだこれから
- タリーズは紅茶にフォーカスされているが、お茶好きとしては、推すならもっと産地を深掘りして欲しい(物足りない)
※2025.7月時点の個人的感想です。

スタバを除く、大手2社はまだまだこれから。という感じな印象を受けました。
スタバは力の入れ具合が”本気度”を垣間見得て、抹茶を惜しみなくアピールしていることからも、
多方面での需要を受け入れる準備がすでに整っている印象でした
\お家カフェのお勧めペアリング/
▶︎北海道・十勝 花畑牧場オンラインショップ
家カフェの魅力:コスパと満足感のバランスがちょうどいい
この大手各社の展開を確認し、やはり私がお届けしたいのはカフェより“おうち茶活”です。
- アッサムCTCで淹れる本格ミルクティー
- 南部鉄瓶で楽しむ緑茶やほうじ茶
- 各農園を知り、産地の違いを知ることで楽しめる飲み比べ
この“おうち茶活”を推したい背景の一つに、「カフェで飲む一杯の値段の高級さ」を意外と軽く考えている人が多いからです。
お店カフェは付加価値があるけど…。

「プロが淹れる、お洒落雰囲気で飲める外カフェ」大きな価値ですが、”茶葉の品質の価値”を知ると、
カフェで提供される茶葉は、
農園産地が書かれていない限りは、あまり良い茶葉ではないことが多いです。
(もちろん飲みやすくて美味しいです!)

お茶好き第一人者の私として、
(勝手に名乗ります笑)
””家で淹れれば、もっと高級な茶葉でこれが何杯も飲めるんだよ””という、悪い思考がつい働いてしまい、
外カフェの「もったいなさ」をつい感じてしまいます。
緑茶の魅力を深掘りした記事はこちら
緑茶の魅力は“甘み”と“渋み”の変化にあり|一煎ごとの奥深い味わい方とは?まとめ|需要と価格はこれからも確実に上がる。

昨今の”抹茶ブーム”を発端に、
大手各社が”お茶カフェ”にシフトをする背景があることがわかっていただけたと思います。
これが物価高+世界的なお茶需要の高まり=供給難発生、さらに高級化の可能性が高いです。
でも”お茶が注目される”のは嬉しいこと
お茶好きの私にとって、”お茶が注目される”ことは嬉しいニュースです。
特にアレンジティーは、家でもなかなか試せないので、ぜひ試してみてレビューをしたいなと思ってるくらい、いまからワクワクしています。

でも、外カフェだけでなく、
ぜひ、私のサイトを参考に「手間も楽しむおうち茶活」も試してみて下さいね
私個人としても、大変楽しみな、”お茶ブーム”程よく巻き起こって欲しいなと思っています。
ではでは本日はこの辺りで。にくえだでした
\お家カフェのペアリングにお勧め!/
▶︎北海道・十勝 花畑牧場オンラインショップ
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