南部鉄瓶で白湯を飲む効果は?お茶にしても意味があるのか6年愛用者が調査

南部鉄瓶から湯呑みに白湯を注ぐ様子。南部鉄瓶で白湯を飲む効果について、6年愛用者の体験と科学的根拠から解説する記事のアイキャッチ画像 南部鉄器

「南部鉄瓶で沸かした白湯は体にいい」

鉄瓶について調べていると、こんな話を目にすることがあります。

確かに鉄瓶で沸かしたお湯には鉄が溶け出しますし、白湯ならそのまま飲めます。
▶︎南部鉄瓶で摂れる鉄分とは?二価鉄と三価鉄の違いをわかりやすく解説!した記事はこちらをクリック 

ただ、ここで私にはひとつ疑問があります。

私は南部鉄瓶を6年以上使っていますが
白湯をほぼ飲みません。

沸かしたお湯は日本茶や紅茶に使っています。

「お茶にしたら南部鉄瓶を使う意味って薄れるの?」

と思う疑問でした。

そこで今回の記事のテーマは──

  • そもそも白湯は何がいいと言われているのか。
  • 鉄瓶のお湯をお茶にした場合、鉄分はどうなるのか。

6年以上南部鉄瓶を使い続けているお茶派として、改めて調べてみました。

結論|鉄分補給を優先するなら白湯。私はそれでもお茶派です

今回調べてみて、結論は思っていたよりシンプルでした。

南部鉄瓶から溶け出した鉄を、少しでも効率よく摂ることを優先するなら、お茶にせず白湯として飲む方が理にかなっています。

理由は、緑茶や紅茶に含まれるタンニンなどのポリフェノールに、鉄の吸収を妨げる作用が確認されているためです。
▶︎Pubmedより(クリックしてリンク先へ)

PuBmedの引用記事よると──
人を対象にした研究でも、鉄を含む食事とお茶を一緒に摂った場合、水と一緒に摂った場合より非ヘム鉄の吸収が低下しています。

つまり──

鉄分補給だけを比べるなら「鉄瓶白湯」に分がある。

ここは今回、リンク先の記述を参照するのであれば、鉄分補給の側面で考えるなら「白湯」を摂取したほうが良いと結論づけれます。

ただし、お茶にすると鉄そのものが消えてしまうわけではありません。

お茶に含まれるポリフェノールが鉄と結びつくことで、体に吸収されにくくなる方向に働く、という話です。

ここが誤解がされやすいポイントなので、鉄瓶+お茶で鉄分補給の効果がきえてしまうというわけではありません。

その他──

「南部鉄瓶から溶け出した鉄を白湯で飲んだ場合」と「そのお湯で緑茶や紅茶を淹れた場合」の吸収率を直接比較したものではなく、整理すると、こんな感じです。

比較鉄瓶白湯鉄瓶のお湯+お茶
温かい水分を摂れる
南部鉄瓶で沸かす
鉄瓶から溶け出した鉄を摂る
鉄の吸収という点お茶のポリフェノールの影響を受けないポリフェノールにより吸収が妨げられる可能性あり
白湯そのものを楽しむ×
お茶の味・香りを楽しむ×
鉄分補給を最優先するならこちらが向いている白湯より不利と考えられる

結論|南部鉄瓶でお茶を淹れる。私の場合鉄分補給はマストではない

この結論から、「白湯」を飲むメリットをやや薄めてしまうのが、ポリフェノールということがわかりましたが、

「では6年以上、南部鉄瓶のお湯でお茶を飲んできた私は意味なかったの?」

とも思いますが、私はそうは考えていません。笑

そもそも私が南部鉄瓶を使っている目的は、鉄分補給だけではないからです。

導入した目的は「水がまろやかになり口当たりがよくなる。」という情報から導入を決めて6年が経過しています。

なので私の中での結論は──

鉄分補給を最優先するなら白湯。南部鉄瓶でお茶を楽しむことが目的なら、私は今まで通りお茶でいい。

ここに落ち着きました。

この結論を踏まえて、「白湯を飲む効果」、「南部鉄瓶でお茶を嗜むことに意味はあるのか?」についてまとめていきます

そもそも白湯を飲むと何がいいと言われている?

白湯は、基本的には水を一度沸騰させ、飲める程度まで冷ましたものです。

よく「白湯を飲むとデトックスできる」「代謝が上がる」「痩せる」といった話も見かけます。

ただ、このあたりは少し慎重に見た方がいいと思います。

白湯だから特別な健康効果が発生する、と何でも結びつけるのはさすがに話が大きすぎると私は解釈しています。

にくえだ
にくえだ

あくまでも”白湯”を飲むことに対して、カロリーを摂取したり、体に悪いものを飲んでいるわけではない。

だから白湯には「こんな効果がある」と拡大解釈されてしまっていると私は思っています。

その前提のもと、水分補給になることは当然ですし、
冷たい水ではなく温かい飲み物を好む人にとっては、日常的に水分を摂る方法のひとつになります。

厚生労働省が進める健康づくりでも、健康は特定の飲み物ひとつではなく、食生活・運動・睡眠などを含めて考えるものです。白湯だけを特別な健康法として考えるより、生活習慣の中のひとつとして考えるくらいがちょうどいいのかなと思います。

なので私の記事では白湯=健康にいいではなく、あくまでも南部鉄瓶による鉄分補給。についてフォーカスをしています。

南部鉄瓶で白湯を作る意味はどこにある?

では普通のやかんやケトルではなく、南部鉄瓶でお湯を沸かすと何が違うのでしょうか。

大きな特徴のひとつが、鉄瓶から鉄が溶け出すことです。

最も注目される点としては、体に吸収されやすい「二価鉄」の鉄分が自然に溶け出し、まろやかで美味しいお湯になります。

しかし実際に溶け出す量は水質や加熱時間、鉄瓶の状態などでも変わるため──

「鉄瓶さえ使えば必要な鉄分が全部補える」と考えるものではありません。

つまり──

鉄分を補う選択肢のひとつにはなり得る。でも鉄瓶=鉄サプリではない。

このくらいの距離感で南部鉄瓶と向き合うことがベターです。

私は白湯を飲まない|それでも南部鉄瓶を6年以上使っています

ここまで白湯について書いておいてなんですが、私はこれからも白湯生活を始める予定はありません。笑

その理由は──

南部鉄瓶を白湯=健康目的で私は購入していなからです。

南部鉄瓶で淹れる=水がまろやかになる。
お茶をより美味しく飲むために南部鉄瓶を使っている。

その付加価値が鉄分補給だったり(白湯の方が効果は高い)、健康的な生活習慣を送れるきっかけ作りになった。

健康や美容を目的に。だと長続きしませんが、
単純に、自分の生活に馴染んだから6年以上続いています。

じゃあ、お茶にしたら鉄瓶の意味はなくなる?

冒頭触れましたが、白湯は「鉄分補給」ときに「健康・美容・デトックス効果があると過程し」、白湯でなく南部鉄瓶で淹れるお茶を飲んだ場合はどうか?についてです。

鉄分補給を主としてしたい場合は、白湯一択ではありますが、あくまでもお茶を淹れる過程を楽しみたいのであれば、気にする必要はないです。

あと個人的に──

「白湯」を正しく淹れるために、沸かし方も重要です。強火ではなく、中火でじっくりと沸かして沸騰したら蓋をずらして弱火で10分沸かす。

その後人肌に近い温度(40度〜50度)まで冷まして飲む。

この作業を毎日していたら結構負担です。
毎日続けることが大切ですが、
これを毎日続けたとしても、目に見えた効果、
「あれちょっと肌綺麗になった?」なんてその白湯の効果ではなく、その日のコンディションによるものかもなので、結構な気概がないと続けにくいです。

白湯派とお茶派、南部鉄瓶が向いているのはどんな人?

白湯とお茶では目的が少し違います。

南部鉄瓶で白湯が向いていそうな人

  • 二価鉄の鉄分補給に興味がある
  • 朝に温かい水分を摂る習慣を作りたい
  • 白湯そのものが好き
  • 南部鉄瓶で沸かしたお湯をそのまま味わいたい
  • 健康・美容効果もあると聞いたため

貧血などで悩んでいる方や、サプリメントで鉄分補給を摂っている方については、吸収されにくい三価鉄をとっていることになります。

二価鉄は普段の食事からでも摂取は難しいので、鉄分補給としてはかなり南部鉄瓶は優れています。

▶︎南部鉄瓶で摂れる鉄分とは?二価鉄と三価鉄の違いをわかりやすく解説!

私のようなお茶派に向いている人

  • 白湯だけだとたぶん続かない
  • 日本茶や紅茶を普段からよく飲む
  • お茶を淹れる時間が好き
  • 南部鉄瓶を健康器具ではなく生活道具として使いたい
  • 多少の手間も含めて鉄瓶を楽しめる

白湯を飲まなければいけないと思っていたら、たぶん南部鉄瓶生活そのものが続いていません。

好きなお茶を飲むためだから続いている。

にくえだ
にくえだ

白湯ってなんかカッコよく感じますけど、ちょっと温かい水を飲むだけですから、私はいろんな味がするお茶を嗜みたいです。笑

結局、道具ってこのくらいの理由の方が長続きするのかもしれません。

まとめ|白湯で鉄分補給はとれる。でも美容・健康目的なら慎重に検討を

いかがでしたでしょうか?

改めて結論としては──

  • 白湯が最も鉄分補給に優れている
  • お茶にするとポリフェノール成分が反応しやや薄くなる研究結果がある
  • 私のサイトでは、美容・健康・デトックス効果については過度な期待はしないほうがよいと思っています。
  • 白湯を作る際の淹れ方も大切

以上が結論で、過度な期待はせず、あくまでも生活習慣として取りいれると健康的な生活を遅れるメインではないサブ的なものとして考えていただければ良いと思っています。

そのうえで継続するためには、健康器具として南部鉄瓶を使っているのではなく、お茶を楽しむ生活道具として使っています。
無理に健康習慣にするより、自分が続けられる使い方で南部鉄瓶を楽しむのが一番かなと思います。

南部鉄瓶を実際に長く使った感想や、手入れ・錆・使い勝手まで詳しく知りたい方は、6年以上使っている私のレビュー記事もあわせてご覧ください

ではでは本日はこの辺りで。
にくえだでした

関連記事はこちらです

\こんな記事も書いてます

コメント

タイトルとURLをコピーしました